はるパパの育児小説ブログ

はるパパ(34)と看護師の妻と2歳の男の子ファミリーです。

chapter 3 「新生児から乳児へ」

この頃の父親の役目と言ったら大したことがない。

 

と言うのも父親は母乳が出ないからである。

 

我が子が生きるために必要な栄養源は、全て妻の乳房から出ることになる。

 

驚くのが、母乳の成分は血液だと言う。

 

文字通り、身を削って子どもを育てているのは母親なのだ。

 

妻は夜泣きで起きる息子に、2時間おきに授乳をしている。

 

この労力には頭が上がらない。

 

この時期に父親にできることは以下の通り。

 

夕食作り、オムツ変え、子供の沐浴、寝かしつけ。

 

世の父親は皆、乳児期の妻に敬服すべきである。

 

そう思いながら、今夜も疲れて眠る妻の隣に、息子をそっと寝かしつけた。